日経225先物は引け後の取引で高値圏を維持し、アドバンテストの決算発表を受けてロング姿勢が支えとなった。決算は通期の上方修正と自社株買いの発表を伴い、半導体・AI関連株の動意づけにつながった。
日経225先物12月限は終値で6万4530円と前日比1030円高となり、寄り付きは6万4610円と買いが先行した後、前場中盤には6万4700円まで買われたが、利益確定で6万4010円まで下げる場面もあった。引け間際にはショートカバーが強まり、6万4000円台を再び上回って終えた。現物の後場開始時には6万4430円まで買われたが、後場中盤には一時6万3940円へ割り込む場面も見られた。
アドバンテストの決算は通期業績予想を上方修正し、営業利益を8460億円から9670億円へ引き上げ、市場コンセンサスを上回る水準となった。会社は上限2800億円の自社株買いも発表しており、決算評価が半導体・AI関連株へ支援材料となる可能性があるとみられている。
NT倍率は先物中心限月で16.15倍に上昇し、指数インパクトの大きい半導体・AI関連株の押し上げで日経平均を牽引。一方、東証プライム市場では7割の銘柄が下落する状況のなかで、日経225先物は75日移動平均線付近を意識し、引け間際のショートカバーを誘った。