日本円は9月8日の取引で7カ月ぶりの高値をつけ、1ドル153.53円まで急上昇した。日銀の利上げ期待と政府による市場介入の可能性が背景にあると報じられている。
9月8日午前の取引で円は大幅に買われ、7カ月ぶりの高値を更新した。報道によると、日銀が今月も利上げを継続するとの期待感が円高を支えた。
急激な上昇の主な根拠として、投資家が円安が続くとの賭けを減らしているとの指摘がある。併せて、日銀の次回金融政策決定会合は9月17日と18日に予定されていることが伝えられている。
データ面では、7月の実質賃金が前年同月比2.4%の大幅上昇を記録し、2021年5月以来の大きな伸びとなっていることが示されている。第2四半期のGDP成長率は1.4%となり、市場予想の1.1%を上回ったとされている。
円高には政府が7月末に行った為替介入の水準を上回る動きも影響している。財務省が米財務省と連携して円買いを実施したとの報道があり、円への資金回帰が進んだとの見方もある。