コムチュアとクリューグルがAI活用支援を目的とした業務提携を締結。Krugleを核にレガシーシステムの開発・保守を起点とする新サービスを開始する予定で、製造業の暗黙知や教育コンテンツのナレッジ化にも共同開発を進める。
コムチュア株式会社とクリューグル株式会社は、企業のソフトウェア資産およびナレッジ資産のAI活用支援を目的とした業務提携契約を締結した。これにより、コムチュアはクリューグルのAIプラットフォーム「Krugle」を活用し、レガシーシステムの開発・保守を起点とした伴走支援型サービスを新たに立ち上げる計画である。併せて製造業の暗黙知や教育コンテンツのナレッジ化に向けた共同開発も進められる見込みだ。
現在、企業のAI活用はPoCを超え実務へと移行する段階にある一方で、データと既存システムの整備が追いついていないという課題が指摘されている。レガシーシステムは長年の改修でブラックボックス化しており、設計ノウハウや現場判断基準はExcelや設計書などの非構造化データとして分散している。SIerには業務とデータをAI活用に適した状態に整える役割が求められている。
Krugleはソフトウェア資産とナレッジ資産の整備・活用を支援するAIプラットフォームとして位置づけられている。コムチュアとクリューグルは今後、これを活用した新サービスの提供領域を拡大するとともに、データとAIの活用推進を通じた業務変革を支援する方針だ。
コムチュアは2026年の中期経営計画でData & AI FIRSTおよびカスタマーサクセスを重点テーマに掲げており、本提携は計画の具体化の一環として位置付けられている。今後はAI時代の事業環境の変化に対応し、オーガニック成長に加え提携やM&Aなどを通じてデータ・AI領域の人材・サービス・顧客基盤の拡充を図る方針だ。