日銀が政策金利を1.25%へ引き上げ、31年ぶりの高水準となった。決定は賛成7対2で可決され、植田総裁はデータ次第で今後も引き締めの判断を行う方針を示した。
日本銀行は金曜日、政策金利を1.00%から1.25%へ引き上げ、1995年4月以来となる高水準に引き上げた。決定は賛成7、反対2で成立し、淺田統一郎氏と佐藤綾野氏が反対した。
植田和男総裁は会見で、現在の物価情勢が2%目標に徐々に近づくなか、今後もより大幅な利上げや連続利上げの可能性を排除しない一方、固定の引き締め道筋を想定していないと語った。
8月の消費者物価データではコアCPIが前年同月比1.7%上昇、総合CPIは1.9%上昇。エネルギー補助金の影響で総合CPIが押し下げられた一方、企業物価は前年同月比7.6%上昇した。
市場では円安が一時進み日経平均は上昇したが、次の利上げペースに関する明確な指針は示されず、2委員の反対票も市場の視線を集めた。