6日午前の東京市場でドル・円は157円70銭台へ回復する場面が見られた。一方で米AI株の急落と日経平均の下落を背景にリスク回避の動きが強まり、円買いが先行した後に買い戻しが入り、現在は157円台後半で推移している。
6日午前の東京市場ではドル・円が一時157円25銭まで下押したが、その後157円70銭台へ回復した。米国市場でのAI関連株の急落と日経平均の下落を受け、リスク回避姿勢が強まったことが円買いを支えた。
クロス円も同様に動き、ユーロ・円は176円47銭から177円11銭付近へ、ユーロ・ドルは1.1211ドルから1.1235ドルへと小幅変動した。直近の取引レンジはドル・円が157円25銭–157円84銭、ユーロ・円が176円47銭–177円11銭、ユーロ・ドルが1.1211ドル–1.1235ドルで推移した。
前日の午後にもドル・円は157円80〜90銭台の安値圏でのもみ合いが続き、米長期金利の低下と原油相場の一服でドル売りが一旦収束したものの、日経平均の下落で円買いが進んだ。今後は米国株価動向と長期金利の推移が相場を左右する焦点となる。
輸出企業にとって円高は採算を圧迫する可能性があるが、現時点では157円台後半と大きく変わっておらず、企業の想定為替レートに急変は見られない。今後の動向次第でドル・円相場の方向性が再度動く可能性がある。