23日午前の東京外国為替市場で円は1ドル156円台前半へ上昇。米AI関連株の下落を背景に日米金利差縮小を意識した円買いが優勢となった。
23日午前10時時点のドル・円は156円46〜47銭で取引されており、ユーロ・円は175円55〜56銭だった。日米間の円相場の動きと対ドルの水準が併記されている。
背景には米国のAI関連株の下落が挙げられ、米長期金利が低下したことが円買いを促す要因となった。これにより日米の金利差縮小を意識した動きが広がったとされる。
前日にはドル・円が158円台前半で推移していたほか、米長期金利が5%台を維持してドル買いを支え、日本銀行の金融緩和の遅延懸念が追加利上げ期待を円買い材料として伝えられていた。
日銀の金融政策決定会合を来週に控え、市場は金融正常化のペースを見極める姿勢を強めている。AI株動向や米金利の推移次第で円相場の方向性が左右される可能性が指摘されている。