ドル円は157円台半ばで推移し、AI関連株の買い戻しで円高の動きが一服。今週は米IT大手決算やFOMC・日銀会合が控え、ユーロ/円は176円近辺、仏国債動向やECB理事会への関心も高まっている。
今日のNY為替市場ではドル円が157円台半ばで推移し、一時156円台へ下落した後、押し目買いで再び157円台へ戻す展開が続いた。前週の米IT大手決算を巡るネガティブ材料の影響から市場にはリスク回避の雰囲気が広がったものの、AI関連株の買い戻しで円高の動きは一服している。
今週は米IT大手の決算が控え、AIインフラへの巨額投資の正当性を市場が再確認できるかが焦点になる見通し。また、今週は米連邦準備制度理事会(FOMC)と日銀決定会合が予定されており、据え置きがほぼ確実視される中で追加利上げの可能性を示唆する内容になるか注目される。
安全資産としての円の復活を期待する声がある一方、ユーロは1.11ドル台へ下落、ユーロ/円は176円近辺での推移が観察されている。フランス情勢の混乱は一時的な支援材料にとどまり、ECの理事会を前に仏国債利回りの動向が市場の関心を集めている。
英国ではヒーリー財務相が予算案を今週公表する見込みで、歳出圧力やインフレ対応に伴う財政健全性の確保が課題となる見通し。家計・企業支援と財政健全性の両立をどう図るかが市場の注目点となっている。