アピリッツは2027年1月期の連結業績予想を上方修正。売上高は従来予想を据え置く一方、営業利益などの指標を大幅に引き上げ、中間期は赤字予想から黒字転換を見込む。
アピリッツは2027年1月期の通期業績予想を上方修正した。売上高は従来予想の108億4300万円を据え置く一方、営業利益を2億2800万円から4億6200万円へ引き上げ、経常利益は1億7400万円から4億2400万円、最終利益は1億1400万円から2億1700万円へそれぞれ上方修正した。1株当たり利益(EPS)は28.28円から53.80円へ改善する見込みとなっている。
上方修正の背景には、上期の利益率改善がある。中間期では売上高は計画通り推移する一方、売上原価が想定を下回り、Webソリューション分野の原価圧縮と推しカルチャー&ゲーム分野のコスト最適化が進んだことにより、売上総利益が計画を大きく上回る見込みとなった。その結果、営業利益・経常利益・最終利益は赤字から黒字へ転じる見通しとなっている。
通期の売上高は従来予想を据え置く一方、下期には新規サービス開発を目的とした研究開発投資として合計1億円を追加で実行する計画も織り込まれている。コスト改善によって生まれた利益の一部を、新たなサービス開発へ振り向けつつ通期予想を大きく上回る見通しとなっている。
今回の修正は、原価圧縮とコスト最適化を通じた収益性の改善と、成長投資の両面が進展していることを示している。今後は中間期の黒字化要因と、下期の開発投資の動向に注目が集まる見通しだ。