東京市場は日経平均が続伸し、寄り付き後に6万7000円台を回復する場面も見られた。銀行株が買われ、円安基調のなかドル円は157円台後半まで上昇。半導体株は総じてまちまちの動きとなった。
28日の東京株式市場では日経平均が買い優勢の展開を維持し、前週末の米株高を背景に上げ幅を縮小しつつも上昇を維持した。取引開始後には一時的に6万7000円台を回復する場面があり、東証プライム市場でも値上がり銘柄が値下がり銘柄を上回る動きを示した。
銀行株が買われ、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループの上昇が見られた。これにより銀行業は業種別でも上昇率の高い銘柄として目立ち、投資家の関心が銀行株へ向かった可能性がある。
外国為替市場ではドル円が朝方の水準から切り返し、一時的に157円86銭まで上昇した。午後も半導体株や銀行株の動向次第で157円台後半での推移が続くとの観測があり、取引の焦点は円安方向の動きに据えられた。
セクター別では半導体関連株は銘柄ごとに動きが分かれ、アドバンテストは小幅高、イビデンは大幅安となる銘柄もあった。個別銘柄の値動きは幅があるものの、全体として日経平均の上昇を支える要因となった。