これからの見通しとして、ドル買い圧力が根強い状態が続くのかが焦点となる。ドル円はレートチェック観測の報道の後も底堅く、156円台後半から157円台を維持する動きが見られる。
先週末のニューヨーク市場でドル円は158円近くまで上昇した後に157円台へと反落し、レートチェックの観測が広がっていた。週明けの東京市場ではドル円が156.58付近まで押し下げられたあと、157円台を回復しており、根強い買い圧力が見られる。ユーロドルやポンドドルはドル高方向へ小幅に傾いている。
週末にサウジアラビの首都リヤドを攻撃したとの報道があり、有事のドル買いを意識させる局面となっている。一方、原油相場は一服後に軟調。米中央軍の発表で石油の流通状況が改善しているとの見方が広がっている。海外市場の原油動向にも注意が必要だ。
NY市場の本日カットではドル円157.00に25億ドル規模、ユーロドル1.1470に11億ユーロ規模の期限設定が観測されており、期限到来まで両通貨の値動きを抑制する力が働きやすい。これを受けて再びドル買いが優勢になるか注目される。
経済指標としてはトルコ設備稼働率(9月)や香港経常収支(2026年第2四半期)などが予定されており、発言イベントではグールズビー・シカゴ連銀総裁やマックレム加中銀総裁の講演がある。データ・発言を通じて市場の金利・物価見通しが再確認される可能性がある。