先週はAI株の下落が続く一方、サイバーセキュリティ株が急騰。外食株や不動産株など内需系も堅調となり、今週のテーマとして決算発表を控えるAI株の動向に注目が集まる。
先週はAI関連株が2週連続で下落する一方、サイバーセキュリティ株が相場の主役級として急伸した。メタ・プラットフォームズのAI投資見通しの改善とAIを悪用した攻撃リスクの高まりが、AI関連銘柄の動向を左右した。日本市場ではアドバンテストが前週末比6.3%安、ソフトバンクグループが13.5%安とAI関連の資本支出の影響を受けて下落した。
また長期金利の低下が進み、円高の影響を受けにくい内需株へ資金が向かった。サイバーセキュリティ銘柄の急騰も引き続き観察され、オンライン本人確認サービスを手掛けるショーケースは前週比でも高値を更新した。外食株は高市政権の消費喚起策観測の影響で買われ、ぐるなびや吉野家HDがともに上昇した。
不動産株や資源株も相場の下支え要因として動いた。三菱地所が金利低下の恩恵を受けて上昇したほか、原油上昇を背景にINPEXが買われた。今週はマイクロソフトなどAI半導体企業の決算発表が相次ぎ、AI株のリバウンド期待も取り沙汰される見込み。