先週はサイバー攻撃の情報漏えい報が相次ぎ、ネットセキュリティ株が急騰。ブロードバンドセキュリティとサイバーセキュリティクラウドが顕著に上昇した。
先週の日本市場ではサイバー攻撃による情報漏えいの発表が相次ぎ、ネットセキュリティ関連株が上昇率トップを独占した。ブロードバンドセキュリティが前週末比96.0%高、サイバーセキュリティクラウドが87.5%高と大きく急騰したほか、セキュリティ関連株の時価総額が小型株に集中している背景も指摘された。
半導体関連ではアドバンテストが7.7%高で上場来高値を更新し、半導体検査装置株の強さも引き続き意識された。ローツェは今期業績上方修正と配当引上げを発表し22%近い上昇を見せ、AI関連銘柄の動向にも注目が集まった。日経平均は3カ月ぶりに7万円台を回復する場面があり、市場の雰囲気改善が相場全体を支えた。
今週は中東情勢の緊迫化が原油高を招く可能性があり、エネルギーや資源関連株の動きが注目される。一方でASMLとTSMCの決算発表が近づく中、AI関連銘柄を中心に半導体関連株の波及効果が再燃する可能性がある。