前場は品川リフラが総額約8.5億円の設備投資を決定したほか、アクセルマークの発行可能株式総数拡大や他社の動きが伝えられた。これに続く複数社の新たな方針も報じられている。
品川リフラは半導体関連分野を中心とした需要拡大に対応するため、国内生産拠点の生産能力増強に向け総額約8.5億円を投じると発表した。半導体製造装置向けファインセラミックス部品の焼成・精密加工能力を強化するとともに、グループ会社のイソライト工業でも高機能断熱材の生産能力を増強することで成長市場の需要を取り込み、安定供給体制を強化する。
アクセルマークは発行可能株式総数を現在の7700万株から2億株へ引き上げる定款変更を22日に行い、12月23日開催の株主総会付議を予定している。長期的な赤字と資金繰りの悪化を受け追加資金調達の必要性が指摘され、従来のトレーディングカード事業や広告事業の黒字化の道筋は見えない。なお、定款変更による新株発行は直ちには発生せず、発行可能株式の上限行使によって既存株主比率が低下する可能性がある。
共栄セキュリティーサービスは通期の連結純損益予想を従来の黒字7.0億円から赤字6.0億円へ下方修正。退任取締役への創業者功労金の決定と役員退職慰労金制度の導入に伴い、特別損失として役員退職慰労引当金繰入額を計上する見通し。
SHIFTは定款の一部変更で事業目的に投資業を追加し、新高値を付けた。投資業を加えることで今後取り扱う可能性のある新規事業へ機動的に対応する。
東京センチュリーは野村証券の評価で中期経営計画の達成確度が論点となり、目標株価を3000円へ引き上げた。航空機リース子会社の売却による約3000億円の資本回収を秋以降に完了させ、以降は新たな成長投資が焦点となる見通し。
ネクセラファーマはデュシェンヌ型筋ジストロフィー治療薬vamoroloneについて韓国のMFDSへ製造販売承認申請を行った。韓国で希少疾病用医薬品およびGIFT指定を受け、2027年中の承認取得と2028年中の上市を目指す。