今週の米FOMCで0.25%の利上げと日銀の追加利上げが実施され、来週はシルバーウイーク明けの日米市場の動向と原油価格の影響が焦点となる見通しです。
今週は米FOMCで金利の追加引き締めが決定され、政策金利の維持を含むドットチャートが公表された。市場関係者の間では、2026年中にあと1回の利上げ観測が根強い一方、長期金利の動向次第で米国株の動きに波乱の可能性も残る。AI関連株は高金利環境の影響を受けて調整局面となる一方、セキュリティ関連株など非AI株の堅調さが目立つ動きとなった。
日本銀行の金融政策決定会合では0.25%の追加利上げが実施され、日米の金利差が一時的に円安・円高の局面をつくるも、円高トレンドの緩和が想定され日本株には追い風となりそうだ。来週は日本市場の再開を控え、原油価格の動向や米中首脳会談の行方が株式市場全体の方向性を左右する可能性がある。
来週の注目材料としては原油価格の動向が挙げられ、WTIは100ドル台前後で推移する状況が続いている。日米の利上げ観測と原油の動き次第で米国株の反発要因にもなり得る。一方、日本市場はシルバーウイーク中の休場を経て、株式市場の回復力やAI関連銘柄の動向が再び市場の焦点となる見通し。
市場別では米国市場でAI関連株のリスク評価が継続し、日本市場では非AI株の買いが進む場面が見られ、業種別にはサービス業・海運・医薬品などが相対的に上昇している。来週もAI株の急落・急騰が交錯する展開が想定され、日銀の政策動向と日米金利差の推移が全体へ影響を及ぼしそうだ。