来週の東京市場では日米金融政策の温度差とシルバーウィークの薄商いを背景にドル円の動向が注目される。日銀は政策金利を引き上げ、米FOMCは利上げを継続するとの見方が広がる。
9月14日から17日にかけてドル・円は上昇局面をみせた。原油高と米長期金利の上昇を背景にドル買いが先行しつつ、円安は抑制された。
9月18日の東京時間には日銀が金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き上げ、約31年ぶりの水準となる1.25%を決定した。発表後はドル買いが優勢となり、記者会見で日銀総裁の利上げ継続方針の強調で一時円高方向へ振れた。
市場は日米金融政策の温度差を見極める展開を想定。日銀の次の利上げは来年1月が中心だが、年内追加の可能性も残る。FOMCがタカ派的な利上げを示唆し日米金利差は高止まりする見通しで、シルバーウィーク中は薄い流動性が海外市場主導の動きを誘うと見られる。
米国では8月新築住宅販売件数や耐久財受注などの経済指標発表が予定されている。日銀の利上げと米金利動向を巡る注目点として、21日から23日まで東京市場が休場となる点にも留意が必要。