米国住宅市場の不振を背景に、積水ハウスは中間期で過去最高益を更新する一方、住友林業は米国事業の不調と通期見通しの下方修正に直面した。今後の回復を米国投資の勝算とともに探る。
積水ハウスが2027年1月期の中間決算を公表し、売上高は前年同期比2.5%減の1兆9656億円、営業利益は16.0%増の1803億円となり、中間期として過去最高益を更新した。都市再開発事業の営業利益が約5.4倍の273億円と高水準を描くほか、賃貸住宅管理事業の好調さも全体の利益を押し上げた。
一方、住友林業は26年12月期中間決算で売上高が前年比1.75倍の1兆2632億円と増収だったものの、営業利益は599億円で前期比28.4%減、純利益は268億円で同45.5%減少と大幅な減益となった。米国住宅事業の営業利益は現地の高金利の影響で前年同期比40.9%減の326億円へ縮小している。
住友林業は通期の営業利益予想を従来の1570億円から1430億円へ下方修正した。一方、積水ハウスは国内事業の利益を支えつつも米国市場の低迷が両社の業績に影を落とす状況が続く。次ページでは米国金利の現状を検証し、2社の次なる勝算を読み解く。
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