東洋電機製造が2026年6〜8月期の第1四半期決算で営業利益が10.7億円へ拡大し、通期の業績予想を大幅に上方修正。併せて年間配当の増配と自社株買いの実施を発表した。
鉄道車両向けの案件が売上計上を押し上げ、第1四半期の連結決算で営業利益が前年同期比で2.9倍の10.7億円となった。これを受け、上半期の営業利益予想は従来の5.5億円から17億円へ、通期の営業利益は26億円から38億円へ引き上げられた。
純利益は従来予想の26億円から31億円へ上方修正され、鉄道車両向けモーターやインバーターの値上げ効果を織り込む形となった。売上高は前期比5%増の425億円で従来予想を据え置いた。
株主還元も強化され、年間配当は従来計画の116円から138円へ引き上げ。発行済み株式数の1.5%にあたる15万株、上限3億円の自社株買いを実施する。
株価は15日、前日比498円高の2,827円まで買われ、一時ストップ高に達する場面があった。受注残高は過去最高の478億円へと積み上がり、インドネシアやシンガポールの案件受注が背景にある。