前場で複数の銘柄に動きがあり、かどや製油が買収提案報道を受けて反発したほか、フジオーゼックス・日本車輌製造・PCIソリューションズなどが上方修正・見通し変更を公表した。JPMCは自己株式消却を発表、オータケは今期見通しの据え置きを示した。
かどや製油は日本経済新聞電子版が国内大手ファンドのアドバンテッジパートナーズによる買収提案を伝え、3日ぶりに反発した。TOBの買付価格は2514円だが、大株主との合意前提で2760円まで上積みの可能性があると報じられている。
フジオーゼックスは4日ぶりに大幅反落。27日公表の通期営業利益予想を26.0億円から29.2億円へ引き上げ、中間配当を24円から30円へ増額、年間配当予想を54円から60円に修正した。上期の利益は前年同期比で増加しており、原価低減や賃上げの影響が寄与したが、材料出尽くしとの見方もある。
日本車輌製造は3日ぶり反落。27日、27.3期通期の連結営業利益予想を88.0億円から127.0億円へ上方修正した。各事業が堅調で、製造工程への影響はなく、売上高の増加と高い利益率の維持、品質向上・低コスト化・業務効率化の取り組みが寄与した。
JPMCは自己株式の消却を発表、99万2448株を2026年12月30日を消却予定としており、消却後の発行済み株式総数に対する割合は5.60%となる。株式併合は2027年1月4日を効力日とする条件付きとなっている。