前場コメントでシンフォニアテクノロジー、アクシアル リテイリング、味の素、HOYA、セブン銀行、芝浦メカトロニクスの6銘柄について、各証券が目標株価の引き上げや新規カバレッジ開始を伝えた。
シンフォニアテクノロジーでは野村證券がクリーン搬送システムの受注拡大を反映し、投資評価を Buy のまま、目標株価を19500円から22000円へ引き上げた。27.3期の営業利益は従来予想の227億円から246億円へ、28.3期は289億円から322億円へ上方修正される見込みで、主に受注拡大が要因とされる。
アクシアル リテイリングでは大和証券が今後の出店加速による営業増益を見込み、投資判断を3(中立)とし、目標株価を1250円から1300円へ引き上げた。26年度1Qは販管費増と粗利益率低下で営業減益だが、出店計画を踏まえ27年度以降の増益が本格化すると指摘される。
味の素ではSMBC日興証券が成長ストーリーは不変とし、再評価のタイミングを待つ局面と判断。投資評価をアウトパフォーム継続、目標株価を3650円から6100円へ引き上げる見通し。ヘルスケアの ABF が業績をけん引し、AIサーバー向けの大型化・多層化が進むとみられ、CDMO事業にも注目されるとされた。
HOYAではSBI証券が新規カバレッジを買いで開始し、目標株価を29400円と設定。EUVL関連装置の需要は低下傾向だが、マスクブランクス需要が堅調でHDD用ガラス基板の需要が旺盛と評価された。
セブン銀行では大和証券が今期の大幅増益と中間決算での上方修正を期待し、投資判断を中立のまま、目標株価を290円から370円へ引き上げた。国内ATMの減価償却費減少やATM設置拡大による手数料収益の寄与が想定されるとされた。
芝浦メカトロニクスではSBI証券が先端パッケージ向け装置需要の旺盛さを評価し、買いで新規カバレッジ開始、目標株価を6900円とした。CoWoS・CoPoS向けの将来的な売上伸長やエッジAI関連の需要拡大がカタリストとされる一方、地場企業の参入やスマホ向け装置需要の低迷などのリスクにも言及された。