前場で、くら寿司の目標株価引き上げと買い継続評価、コムチュアのDataiku Japanとのパートナー契約、日立製作所の EDF系エネディスとの長期契約など、複数企業の動きが伝えられた。
くら寿司はSBI証券が目標株価を1825円から2000円へ引き上げ、投資判断は「買い」を継続と報じられた。大型IPコラボの影響で足元は微減収・大幅減益となったが、国内外の出店は着実と評価され、タイ進出の制限やアジア展開の加速が今後の成長資材と位置付けられている。原価率改善と回転レーン活用による客単価向上、漁業創生への取り組みも中長期的な企業価値向上に寄与すると指摘された。今後の動向にはアジア展開の進捗が注目される。
コムチュアは4日ぶりの反発となり、Datiku Japanとパートナー契約を締結したと発表。AIプラットフォーム「Dataiku」を活用したデータ分析・AI基盤の導入、既存環境からの移行、AIエージェントの業務適用に加え、伴走支援と利用定着化に向けて協業する。新たな導入で企業のデータ活用推進に繋がると見られる。
日立製作所は日立エナジーがEDF系エネディスと総額3億5000万ユーロの長期包括契約を締結したと発表。配電用変圧器の安定供給とライフサイクルサービスを提供することで、フランスの送配電網の拡充・近代化を支え、再エネ導入や電動化、産業分野の電化を支援する見込み。
アルプスアルパインは東海東京インテリジェンス・ラボのレーティングを「Outperform」→「Neutral」に引き下げ、目標株価を2400円→2200円へ修正。27.3期の利益計画未達を前提とした判断で、材料費上昇や補償の扱いが影響するとされる。
パンパシHDは大和証券の投資判断を「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」に引き上げた一方、目標株価は1020円→800円へ引き下げ。26.6期は価格戦略の影響で粗利益率が未達だったものの、販管費の抑制で営業利益は計画通りを評価。中長期の成長は変わらないとの見方。エー・ピーホールディングスは4日ぶり反発、コメ生産参入を日経が報じ、29年をめどに自社供給体制を整え将来的には外部販売も視野に入れるとしている。