上半期はAI・半導体銘柄が相場を牽引し日経平均が高値を更新したが、6月以降は急落して最高値から約13%下落している。SBグループとキオクシアの時価総額が話題となり、専門家はAIバブル崩壊の可能性を指摘している。
上半期の東京株式市場はAIへの期待からAI・半導体関連株に買いが集まり、日経平均は連日高値を付けて推移した。しかし現在は最高値から大きく下落しており、株価の下落が顕著になっている。専門家はAI関連銘柄の相場を注視している。
日経平均は6月22日のピーク7万2831円をつけた後、10月27日現在の終値は6万3268円となり、最高値から約13%下落している。日経平均の構成銘柄にはAI・半導体関連が約4割を占め、半導体銘柄が市場を支えてきたとの指摘がある。
SBグループとキオクシアは6月には時価総額がそれぞれ48兆円と44兆円に達し、トヨタをも上回る規模を話題にした。両銘柄とも直近では株価が半減以上落ち込んでいる。SBGは6月初旬に年初来最高値9074円、キオクシアは6月下旬に上場来最高値111,270円をつけていた。
専門家の見方としては、米国のAI・半導体銘柄の総崩れや日本の半導体関連株の連動、AIブームの過剰投資と反動の可能性を指摘する声がある。データセンター需要の拡大をめぐる動きや半導体需給の逼迫も影響しているとの分析もある。