日経平均が急落を挟みAIインフラ投資の資金繰りが焦点に。コアウィーブ・ショックと米CPI上振れをきっかけに、日本株が今週確認すべきポイントを整理。
10月6日に3カ月ぶりの7万円台を回復した日経平均は、10月15日に日中の下落で3,318円安となり64,426円に沈んだ。これを受けて翌16日には反発したが、米国市場のコアウィーブ株の急落と金利上昇が再び波及し、日経平均は再編成を迫られる局面となっている。
コアウィーブはネオクラウド型のデータセンター事業者で、社債利回りが15%を超える水準まで急上昇。売上は倍増する一方、債務は3倍超に膨らみ、社債利回り高騰とCDSの上昇が信用リスクとして市場の焦点となっている。
米CPIは総合3.7%増、コア指数2.6%増と市場予想を上回り、金利上昇観測を再燃させた。PPIも月次1.3%上昇と強い伸びを示し、今後のインフレ圧力と利上げ確率が高まる材料となった。
AI関連株の下落は金利と資金繰りの問題が主因であり、AI需要自体の弱含みを示すものではないとの見方がある。今週はメタの決算をはじめ大型決算が集中し、財務健全性と資金調達の強弱が相場を左右する見通し。