日本製鉄傘下のUSスチールは米国ペンシルベニア州モンバレー製鉄所に新設の熱延設備を約30億ドルで投資すると発表した。設備更新で年間生産能力を約220万トンから約350万トンへ引き上げ、29年後半の稼働を目指す。
日本製鉄は傘下のUSスチールがモンバレー製鉄所に新たな熱延設備を建設することを発表した。総投資額は約30億ドルで、日鉄は米国内での投資計画全体として110億ドルを2028年までに投資する方針の一部として位置づけている。
新設設備は高炉で生産した鋼の塊を加熱し薄く延ばしてコイル状に巻き取る工程を担い、自動車や家電、建材など向けの鋼板を製造する。既存設備は約90年近く稼働しており、最新設備へ切替えることで省エネや歩留まりの改善、品質の安定化が期待されている。
投資の完了後は年間生産能力が約220万トンから約350万トンへ増強される見通しで、29年後半の稼働を目指す。日鉄のUSスチールの発表内容には、具体的な導入スケジュールや段階的な運用開始時期が含まれるとされる。