米雇用統計の伸びが市場予想を下回り利上げ観測が後退。東京株式市場は月曜に日経平均が7万円台回復を視野に、先物は高水準で推移している。
前週末の米国市場で主要3指数が上昇し、米雇用統計が市場予想を下回ったことから米金利上昇への警戒感が和らいだ。これを受けてCME日経平均先物は大阪取引所の日中終値を上回る水準で推移し、日経平均が7万円台回復を視野に入れた。
米労働省が発表した9月の雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比2万9000人増にとどまり、7月・8月の合計下方修正も6万人となった。失業率は4.2%で、労働市場の減速が示唆されたが、金利上昇観測の後退を招く材料となった。
原油相場は下落。G7が戦略備蓄を放出する方針を決定したと伝わり、原油先物が下落。エネルギーコストの高止まりによる企業収益や個人消費への影響への懸念が和らぎ、幅広い銘柄に買いが入る要因となった。
為替市場ではドル円が1ドル157円台後半で推移。円安方向へ振れたことで輸出関連企業の採算改善期待が高まった。
日経平均先物の結果は円建てが6万9910円、ドル建てが6万9935円で終え、寄り付き早々7万円台に乗せる可能性が示唆された。前週末の終値は6万8309円46銭だった。