ニューヨーク外為市場でドル指数は小幅反落した一方、欧州財政リスクがユーロを重く押し下げる場面も見られ、ユーロは高値圏ながら上値は抑制された。
ニューヨーク外国為替市場ではドル指数が前日比0.08%安の102.17と小幅に反落した。欧州国債の売りが一服する中でユーロ買い・ドル売りがやや優勢となった。
ドル円は0.12%安の157.88円、ユーロは対ドルで0.08%高の1.1204ドル。日銀の地域経済報告がインフレ警戒を示し、円相場には警戒感が残る。
ユーロは取引時間中に1.1171ドルへ下落する場面もあったが、欧州国債利回りの上昇が一服したことで買い戻しが入った。FRBの利上げ観測は後退しており、12月会合での利上げ確率が織り込まれている。
市場関係者はユーロの動きを財政リスクが左右していると指摘。フランス・イタリアの財政懸念がユーロの重しとなっており、ECBの利上げ後も相場は不確実性を残すもようだ。