日経平均は530円高で始まり、半導体・AI関連銘柄の買いが支えとなった。米株急落後の市場心理とFOMC決定後の金利動向が注目される。
17日の東京市場で日経平均株価は続伸で始まり、前日終値比530円高の水準で推移している。寄り付き後は伸び悩む場面もあったが、半導体関連銘柄を中心にAI関連株の下支えがみられた。前日の米市場でSOX指数が上昇したことも寄り付きの買い材料となっている。
外為市場では1ドル=155円90銭台まで円安・ドル高に振れ、輸出企業の earnings 見通しを支えるとの観測が買いを誘った。原油先物は落ち着いた値動きで、全体の安心感につながった。
一方で、前日の米国市場の主要3指数はそろって下落。FOMCの追加利上げ決定を受けて米長期金利が上昇し、海外市場の心理を慎重にさせた。日銀金融政策決定会合は18日に結果発表と総裁の会見が予定されており、内容を見極めたいとの声もある。
個別では半導体・AI関連に買いが入る一方、内需系・金融セクターには利益確定売りも見られる。為替の円安進行は輸出関連株の追い風となる可能性があるが、原油価格の安定はエネルギー関連の上値を抑える要因となっている。