米国株高と米長期金利の上昇一服を背景に、3日の日経平均は買いが先行する見込み。半導体・AI関連銘柄の買い戻しが意識され、先物主導で上昇が続く可能性がある。
3日の東京株式市場は米国株高と米長期金利の上昇一服を受けて買いが先行する見通し。ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁がインフレ鈍化に言及し、ADP雇用統計が予想を下回ったことで投資家心理が改善。シカゴ日経225先物は大阪比385円高の水準で取引を終え、現物市場もこの水準にサヤ寄せする形で始まりそうだ。
個別ではエヌビディアが3.2%高とNYダウを牽引し、半導体・AI関連株の買い戻しが国内市場にも波及する見込み。アドバンテストや東京エレクトロン、ソフトバンクグループなど大型銘柄のリバウンドが先物主導の上昇を想定させる。ドル円が158円台後半へ円安が一服し、輸出関連株のリバランスを促す可能性もある。
2日の米国市場ではダウが295ドル高、ナスダックが118ポイント高と反発。ウィリアムズ総裁は金融政策の見極めを強調し、エネルギー価格上昇の影響は他分野へ波及していないとの認識を示した。ADP雇用者数の増加は市場予想を下回り、米長期金利は低下。これが株式市場の追い風となった。
国内市場では半導体・AI関連株の買い戻しを受け、日経平均を押し上げる材料として大型銘柄の動向が注目される。先物は夜間で一時下落する場面もあったが後に持ち直し、ボリンジャーバンドのマイナス1シグマを上回る水準での押し目買いが入る地合いとみられる。