10月2日のNY外為市場でドル・円は156円95銭まで下落した後、157円91銭まで上昇して引けた。米雇用統計の結果や原油備蓄放出の報道が相場を動かした。
10月2日のNY為替市場では、ドル・円が一時156円95銭まで下落した後、157円91銭まで反発して引けた。米9月の雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を下回る一方、失業率が予想を上回り、10月FOMCでの追加利上げ観測が後退する場面があった。一方で、G7による原油・ディーゼル燃料の緊急備蓄放出決定が原油価格の下落を促し、ドル売りを支援したとの見方も出た。
その後、米シカゴ連銀のグールズビー総裁が、労働市場は安定しているものの中銀の2つの責務のうちインフレが依然として問題だと指摘し、10月会合での決定を全て除外しないとの見方を示したことで、ドル買いが再開したとの解釈も伝えられた。
為替の水準はユーロ・ドルが1.1221ドルまで下落後、1.1285ドルまで上昇。ユーロ・円は176円62銭まで下落後、177円85銭まで反発したほか、ドル・スイスは0.8228フランへ下落後、0.8298フランまで反発した。各通貨ペアの動きが混在した。
主要指標として米9月非農業部門雇用者数は市場予想を下回り、米9月失業率は4.2%、平均時給は前年比+3.0%、前月比+0.1%となった。生産関連指標でも8月の受注や出荷に関するデータが公表され、全体的に景況の節目感を示す内容となっている。