前場は複数銘柄に材料が出て急落・反発などの値動きが見られ、希少疾病用医薬品指定を受けたレナサイエンスやZUUの株主優待廃止など、企業の新たな動向が報じられた。
レナサイエンスは開発中の皮膚血管肉腫治療薬RS5614が厚生労働大臣から希少疾病用医薬品に指定されたと発表した。第II相試験ではパクリタキセル併用で奏効率13.3%、病勢制御率86.7%、無増悪生存期間中央値4.0カ月、全生存期間中央値20.8カ月と有望な結果を示しており、今後はPMDAと第III相試験の実施に向け協議を進める予定とされている。指定により優遇措置が受けられる見込みだ。
ZUUは現行の株主優待制度「ZUU・プレミアム優待倶楽部」を廃止すると発表。基準日を26年3月31日として優待ポイントを終了し、27年3月31日基準の優待は実施しない。未利用ポイントは期間中に商品交換可能とし、今後は新たな株主優待制度を検討する。
レントラックスは27年3月期8月度の月次売上高を発表し、取扱高57.86億円、売上高32.10億円と大幅増。26年2月に子会社化した井嶋金銀工業の損益を27年3月期から連結していることが寄与した。
オーケストラは株主優待制度の拡充と年間配当増額を発表し、200株以上保有条件の拡張や10周年記念の追加贈呈、配当を従来の30円から50円へ引き上げ。これを受けてストップ高買い気配となった。
ニデックは9月25日に開いた臨時取締役会で岸田社長の解任を決議したと報じられ、加えて不正会計を受けて1兆円規模の減損損失を計上する方針が伝えられている。経営再建途上でのトップ解任が不透明感を高めている。