27日午前の東京外国為替市場でドル・円は157円台半ばで小じっかり推移した。米株高を背景に円売りが優勢となる一方、FOMCと日銀の会合を前に上値追いは控えられた。
東京市場でドル・円は朝方157円43銭まで下げた後、157円60銭まで上昇する小幅な値動きを見せた。米株の反発を受けてリスク回避姿勢が和らぎ、ドル買い・円売りが優勢となったものの、今週予定されるFOMCと日銀の政策決定会合を前に積極的な上値追いは抑えられ、157円50銭台での推移が続いた。
取引レンジはドル・円が157円43銭〜157円60銭、ユーロ・円が175円93銭〜176円07銭、ユーロ・ドルが1.1171ドル〜1.1176ドルだった。26日午後5時時点の前週末比ではドル高・円安となり、157円13〜14銭だったが、午後には原油安・金利動向で動きが限られた。
市場関係者は株価の不安定さを背景にリスク回避の動きが上値を抑える一方、原油価格の高止まりが下値を支えるとの意見を示していた。AI・半導体関連の決算発表やFOMCを控えることも方向感を鈍らせる要因として挙げられている。ユーロは対円で徐々に上昇し、午後5時時点の水準は176円前後へ拡大した。