米国株は軟調、長期金利の上昇が株価を圧迫。日本株は日経平均がNYダウに比べて独歩高を示す一方、全体の動きは不透明感を残した。
米国株式市場は軟調に推移した。長期金利が上昇し、原油相場の動向や景気への懸念が重しとなった。9月29日には雇用関連指標が市場予測を下回り、利上げ思惑が投資家心理を冷やす局面もあった。ナスダックはハイテク株の一部を除いて下落基調が続き、ダウは日々の動きで変動幅を広げた。
米国市場の長期金利は一時5.30%近辺まで上昇し、FRB関係者の発言も材料視された。これにより金融株や景気敏感株への売り圧力が強まる場面があった一方で、半導体関連銘柄には買い戻しの動きも見られた。
日本株市場では日経平均がNYダウに比べて独歩高となる局面もあった。9月28日から30日にかけて上昇する場面がありつつ、後日は長期金利の先高観を背景に売りが出て最終的には上げ幅を縮めた。通信・AI関連株の動向が日経平均の寄与に大きく影響した。
中国市場は反発局面も限られた動き。上海総合指数は回復基調を見せたが、原油高や米国長期金利の上昇といった外部要因の影響は小さくなく、政策動向への警戒感が残った。
今後の焦点としては、米国のISM製造業指数や雇用統計、金利動向、AI関連銘柄の動向が引き続き市場の鍵になる見込み。