10日のニューヨーク株式市場は原油先物の上昇を背景に4日続落。ダウ工業株30種平均は316.56ドル安の52,064.10ドルで取引を終え、WTIの中心限月は100ドルを突破した。
10日のニューヨーク株式市場は原油先物の高騰を受けてダウが4日続落し、ダウ工業株30種平均は前日終値比316.56ドル安の52,064.10ドルで引けた。ナスダック総合指数は171.62ポイント安の20,081.72で終わり、NYSEの出来高は前日比67万株増の11億6857万株となった。
WTIの中心限月10月物は朝の取引で1バレル=100ドルを突破。清算値は前日比6.43ドル高の102.48ドルで、約4カ月ぶりの高値で終えた。中東情勢の混乱が再燃するとの見方が強まり、原油相場を押し上げる要因となった。
中東情勢の懸念が株式市場全体に影響を及ぼす中、フーシ派の紅海沿岸での活動やサウジアラビアがOPECへ前月の原油生産量の急減を報告したと伝えられ、エネルギー輸送の不安が高まった。来週のFOMCに向けて長期金利の上昇観測も強まった。
銘柄動向ではIBMが約2.5%安、NVIDIAが約2.3%安、Home Depotが約1.5%安となる一方、AppleやAlphabetを含む一部ディフェンシブ銘柄は買われた。原油高と金利上昇の懸念が広範囲のセクターへ影響を及ぼした。