ゴールドマン・サックスは12カ月後のドル・円を150円へ大幅修正。日銀の利上げ加速と国内資金の回帰期待を背景に円高転換が見込まれるとのリポートを公表した。3カ月後は158円、6カ月後は155円とそれぞれ予想を引き下げている。
ゴールドマン・サックスは12カ月後のドル・円を150円へ大幅修正した。これには日銀の利上げペース加速と海外に滞留していた日本資金の国内回帰期待が織り込まれている。
同リポートによると、3カ月後の予想は158円、6カ月後は155円に引き下げられ、ドル・円の水準低下は円高を意味する。
日銀は9月の会合で政策金利を0.25ポイント引き上げ、1.25%に設定した。利上げペースの加速が円高圧力を正当化する要因として挙げられる。
市場では円買いが進み、25日の取引で一時158円28銭まで上昇した。ボストン・アメリカ(BoA)も年末予想を149円へ修正するなど他行の見方も円高へ傾いている。
ゴールドマンは短期的には円高を直接賭けず、ユーロに対する円高を狙う戦略を取る姿勢を示した。