中国BYDが日本市場向け軽乗用EVラッコを発売し、発売から約1カ月強で受注1,500台を記録した。もしこの勢いが12か月続くと年間18,000台に達する可能性があると試算されている。
中国のBYDは7月28日に日本市場向けの軽乗用EVラッコを発売した。発売後約1カ月強の8月末時点で受注は1,500台に達し、BYDのこれまでの8月の最多記録を更新した。もしこのペースが1年間続くと、理論上年間で約18,000台の受注となる見込みが示された。
ラッコは現行の日本市場で高い人気を集めるスーパーハイトワゴンのカテゴリに位置づけられ、背の高い車体と広い室内、家族向けの使い勝手を強みとする。試乗者は大容量バッテリーによる乗り心地の良さなど日本の軽EVとは異なる点に注目した。
日本の軽自動車市場で長らくトップを維持してきたN-BOXをはじめ、スーパーハイトワゴンのガソリン車が上位を占める現状が説明され、ラッコはそのカテゴリに該当する初のEVとして注目を集めている。BYDはこの点で、日本市場における競合環境の変化を見込ませる動きとなっている。
今後の見通しとして、BYDのラッコが欧州攻略にもつながる可能性が指摘されており、ラッコの実力と市場拡大の可能性が今後の展開の焦点となる。