15日前場の東京株式市場で日経平均は260円程度高と推移し、寄り付き後は売りを吸収して切り返した。米国市場のAI関連動向を背景に銘柄の動きが出た。
15日前場の東京市場で日経平均は前日比おおむね260円高の水準で推移し、63,750円前後を上下した。9時45分時点では63,817.01円を付けていた。朝方はAI開発の速度低下をめぐる懸念が重しとなり、AI関連銘柄への売りが先行した。
業種別では全33業種のうち12業種が上昇、21業種が下落。情報通信株や医薬品株、サービス株、ガラス・土石・紙・化学株、金属製品株などが比較的堅調に推移した一方、保険株や証券商品先物株が軟調だった。
個別ではキオクシアや太陽誘電、LINEヤフ、ソフトバンクG、武田薬などの銘柄が上昇。これらの動きが日経平均の押し上げ要因となり、他の銘柄にも買いが広がる場面があった。反面、サムコやアインHD、フィットE、プロレドP、大阪チタなどが下落した。
東京外国為替市場ではドル円が約154円台半ば、ユーロ円が約178円台半ばで推移。前日の米市場動向を受けた投資姿勢の模索が続く中、日経の動きと合わせて市場の総合的な方向感につながっている。