日経平均は日米金利上昇の中、短期的に上値が重い展開が想定されるが、企業業績が堅調なため下値は支えられている。著者は割安で好業績の中小型株の物色を示唆している。
足元の日経平均は、日米金利上昇や地政学リスクへの懸念を抱えつつも、企業業績の強さを背景に底堅く推移しています。直近の2週間で日経平均は2,352円(3.7%)上昇し、6万6,364円水準となりました。複合ショックが上値を抑える一方で、下値を支えるモメンタムも存在します。
日米長期金利の上昇が不安材料として挙げられ、9月には米FRBが利上げを実施し、日銀も利上げを実施しました。日米ともにさらなる利上げが見込まれる状況であり、原油相場は中東情勢の長期化にもかかわらず若干の反落が見られました。
東証プライム市場の4-6月決算は堅調で、同期間の純利益は前年同期比で大幅に増益した企業が多く、通期見通しの上方修正も増えています。これを背景に大型株の上値は重い可能性がある一方、中小型株の割安性と好業績が相対的に評価されていると報じられています。
著者は今後の日本株投資方針として、大型株の上値重視局面を受けて、中小型株の上昇が目立つ展開を想定しています。割安で好業績の中小型株を中心に運用を考えるべきタイミングだとしており、個別銘柄選択の視点が重要となると整理しています。