rakumoは2025年2月に中期経営計画を公表し、グループウェアの成長を核に組織改革支援分野へ進出する方針を打ち出した。M&A2社のPMIと新領域拡大を進める計画で、ARRやEBITA、営業利益の数値目標の達成に向けて進捗が示されている。
rakumoは2025年2月に中期経営計画を公表し、2027年12月期のARRを30億円、調整後EBITAを10億円、営業利益を7億円とする目標を掲げた。2026年12月期中間期のARRは20.1億円、累計M&A投資額は16.5億円となっており、進捗率はそれぞれ67.0%と55.0%に達している。3年間のM&A投資枠は30億円と設定されている。
重点取り組みは「既存サービスのグロース」「新領域でのプロダクト展開」「M&Aの加速」の3点で、自治体向けライセンスの拡大や代理店販売プロセスの改善、直販体制の強化を進め、複数案件で内示を獲得している。HRテック領域ではパソナと連携しaloopの提供を開始、Sun Asteriskへの導入公表を経て人材育成や採用支援の強化を進め、2026年4月には導入が公表された。
M&A戦略では代表取締役社長がリードし、2025年7月にスタートレ(現 DEGINA)を買収、2026年8月にはエージェントシェアを子会社化している。下期にはWeb商談・AIサービスなど新施策を準備し、PMI効果の収益寄与を目指す。財務面では2026年12月期中間期の営業損失回復を目指し、将来はデットファイナンスの活用も検討する。
今後の資金配分として2026年12月期から2027年12月期にかけてM&Aに20億円、新規・既存事業投資に7億円、配当と自己株式取得・株主優待へ9億円を充てる方針で、PMIの実効性と投資規律が中期計画の成否に直結するとされている。
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