マイクロアドは2026年9月期の通期業績見通しを上方修正した。生産性向上施策の効果で利益水準が従来予想を上回り、売上は前年同期比で伸長する見込みとなっている。
マイクロアドは2026年9月期の連結業績見通しを上方修正した。売上高は前期比13.5%増の17788百万円、調整後営業利益は同65.2%増の1295百万円、営業利益は同67.1%増の1024百万円、経常利益は同79.3%増の952百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同247.6%増の678百万円を見込んでいる。
同社は2025年9月期に実施した生産性向上施策の効果が2026年9月期に本格化しており、人員強化や業務プロセス改革、AI活用による業務効率化を通じて売上成長と利益率改善を同時に実現している。下期は広告業界の季節性により需要が鈍化するものの、幅広い業種への分散効果と地方拠点拡大で底堅い需要を維持するとしている。
成長戦略の中核として「総合データカンパニー」構想を推進しており、 UNIVERSE DATA PLATFORM の活用拡大を進めている。自社広告プラットフォーム以外の外部プラットフォームとの連携を強化し、データ経済圏の拡大を目指すとともに、多様なデータを活用して業種特化型製品群の精度と活用範囲を広げる方針。広告配信領域の拡張とデータ活用領域の拡大を同時に進めている。
販管費の増加要因として、2026年1月に買収した海外子会社2社(インドネシア・中国)の連結化と、2026年3月に開始した株主優待制度に関連する費用が挙げられる。一方、開発投資は大きな変動はなく前期並みを維持している。