日経平均が史上最高値を更新するなか、今後伸びる可能性の高い大型株として味の素、TOTO、オリックスなど9銘柄が取り上げられた。カリスマファンドマネジャーの藤野英人氏の解説を通じ、日本株の今後の動向と注目ポイントが整理されている。
日経平均10万円時代を見越して、藤野英人氏が今後伸びる大型株として味の素、TOTO、オリックス、住友商事、伊藤忠商事、プレミアムウォーターホールディングス、三越伊勢丹ホールディングスなどを挙げた。長期保有の考え方やリスク管理の基本を語る中で、特定銘柄への関心が高まる背景が示された。
味の素については総合食品企業から半導体材料の領域へ展開している点が指摘され、経営陣の意識改革と社風の変化が投資家にとって魅力的とされた。投資家は自社株の長期保有を軸に、企業理解と愛着がリターンにつながると藤野氏は述べた。
総合商社は半導体銘柄への資金流入後のパフォーマンス回復が有望視され、地産地消のグローバルネットワークを活かした「重い経済」への適応がポイントとして挙げられた。オリックスは単なるリース・金融機関にとどまらず投資銀行的機能を持つとされ、日経平均10万円時代の株価上昇余地が潜在するとの見方が示された。
TOTOは静電チャックを半導体装置向け部品として横展開できる点が注目され、他銘柄と同様に長期的な成長ポテンシャルが指摘されたほか、富士吉田市の水源を持つプレミアムウォーターホールディングスや三越伊勢丹ホールディングスにも可能性があると結ばれた。