本業が食品・日用品の企業が、半導体材料や装置向け製品で利益を稼ぐ事例が増えている。味の素・花王・TOTOに続く“隠れ半導体株”を食品・繊維系などの企業から厳選20銘柄として紹介する。
株式市場ではAI関連の半導体需要を背景に、食品・日用品を手がける企業が半導体材料や関連技術で利益を上げているケースが注目されている。特にHBMや先端パッケージの需要増加に伴い、脇役材料の重要性が高まっている。
実例としてADEKAは半導体材料の売上高が2026年3月期に前期比47%増、4〜6月期は売上高が前年同期比47%増、営業利益は83%増と急拡大。味の素・花王・TOTOと同様に、半導体向けの材料・技術を事業の柱へと転換する動きが進む。
2026年4〜6月期の業績動向を見ると、ADEKAの半導体材料の売上高は108億円、営業利益は26億円と大幅増。今期の通期業績予想も上方修正され、半導体イノベーションセンターなど投資拡大の動きが続く見通し。
本記事は、こうした動きを踏まえ、味の素・花王・TOTOに続く“隠れ半導体株”として、食品・日用品・繊維系の企業から20銘柄を選定し、半導体での稼ぎ方や最新業績、成長投資の状況を解説する。