NY時間の為替概況で、ドル円は158円台半ばから157円台半ばへ急落。米長期債利回りの低下と原油高が重荷となり、ドル安方向に動いた。
きょうのNY為替市場では、ドル円がNY時間に戻り売りで158円台半ばから157円台半ばへ急落する場面が見られた。原油相場の上昇にもかかわらず、米国債利回りが下げに転じたことがドルを押し下げた。
米国債については、トランプ大統領が中間選挙が終わるまでイランへの攻撃を見送ると表明したことと、同日実施の30年債入札の需要が底堅かったことが利回り低下の要因とされる。長期債の売りが一服する兆しも出始め、買い戻しの動きが出る可能性が指摘された。
ユーロドルは1.12ドル台前半で推移し、NY時間にドル高が一服して1.11ドル台へ買い戻された。ユーロ円は176円台へ押し戻されつつあり、上値は重い流れが続いている。英経済は英GDPの先行き懸念が伝えられ、8月の月次GDPが前月比−0.1%のマイナス成長となる可能性が高いとの指摘がある。
エコノミストは、今年のGDPを四半期平均0.5%程度と見込み、第3四半期も0.4〜0.5%程度の成長を達成する軌道にあると見ている一方で、第4四半期以降の成長鈍化リスクを指摘した。
今後の注目点として、インフレ加速や金利上昇、労働市場の動向次第でユーロの動向にも影響が出る可能性がある。