9月の名目賃金が前年同月比4.6%増となり、1997年以来の高い伸びを示した。所定内給与は3.7%増、一般労働者は4.0%増で8月の水準を維持し、日銀の利上げ路線を支える材料となり得る。
厚生労働省が6日に発表した毎月勤労統計調査の速報によれば、名目賃金に相当する現金給与総額は前年同月比で4.6%の増加となった。
基本給に相当する所定内給与は全体で3.7%増、パートタイムを除く一般労働者は4.0%増で、8月の水準を維持した。
この賃金伸びは市場の予想3.8%増を上回る結果となった。
賃金の着実な増加は企業の人件費負担を高める一方、日銀の利上げ路線を背景づける材料として見られている。