ドル円は158円近辺でのもみ合いが続く。FRB利上げ見送り観測の高まりと原油急伸によるインフレ懸念が材料視され、日銀ハト派姿勢と米赤字ショックの影響が膠着感を招く展開となっている。
NY市場で米9月CPI・PPIの上振れを受け、FRBが10月の利上げを見送る確率が高まったとの観測が広がり、ドルは一時157.69円まで下落した。一方、米長期金利が低下した後、中東情勢の緊迫化を背景にWTI原油が101ドル台へ急伸し、米10年債利回りが再び上昇してドル円は158円台へ買い戻された。
本日19日のアジア時間は158円台前半での小動きが継続。市場は来週の各国政策会合のブラックアウト期間入りを前に、中銀関係者の発言を材料にする動きが限定的となり、経済指標の発表待ちとなっている。
ドル円の動きにはAIインフラ大手の巨額債務懸念も影響し、米ハイテク株の下落を通じてリスク回避姿勢が強まり、日銀のハト派姿勢と米赤字ショックが膠着感を招く流れが続く見通し。
記事は総じて、158円を巡る攻防が今後も材料次第で変動する可能性を示唆しており、市場参加者は指標発表や中銀動向に注目している。