週明けのドル円は158円台でもみ合い。来週は米長期金利の動向と日米の金融政策発表が市場の焦点となる。23日の全国 CPIや28日のFOMC、30日の日銀会合など多くの材料を控え、市場は慎重な姿勢を崩していない。
週明けの東京市場でドル円は158円ちょうど近辺を中心にもみ合いが続いている。先週は米長期金利の低下とドル売りの動きが混在し、来週の政策発表を前に市場参加者のポジションは積極的に動きにくい状況だ。ユーロドルは1.12台半ばで小動きが続いている。
今週の焦点は米長期金利の動向にある。CPIとPPIが市場予想を上回りインフレ圧力が確認された一方、AI向けクラウド資産の信用不安が米債へ資金を集め、米長期金利の低下がドルに売り圧力を生んだ。信用不安の拡大が続けば米長期金利は低下、ドル円は上値を抑えやすくなるとの見方もある。
来週はFRBのFOMC結果公表(10月28日)、日銀の金融政策決定会合(10月30日)を控え、政策動向が相場の方向性を左右する見込みだ。ECBや他の中銀の政策発表も重なり、週内は主要イベントが集中する日程となっている。
決算ではネットフリックス、メタ、テスラの発表が控え、AI関連の設備投資・収益化の見通しが市場の注目点となる。物価・成長指標以外にも、米大統領の発言や原油・金市場の動向なども引き続き材料となる。