HBM需要の追い風で日本マイクロニクスの2026年12月期第2四半期累計は営業利益が前年の2倍超に達し、配当もほぼ倍増した。売上の約98%をプローブカードが占める状況で、青森工場の新棟による生産能力増強も寄与している。
日本マイクロニクスはメモリ向けプローブカードで世界トップシェアを持つ。2025年の売上高は701億7300万円、営業利益は165億4200万円で、プローブカード売上は685億2500万円、全社売上の97.7%を占めた。現在はHBM需要の拡大を背景に売上構成が偏重している。
同社は2023〜2026年に設備投資608億円、研究開発費254億円を見込んでおり、青森工場に建設した新棟による能力増強がHBM向けDRAM検査のプローブカード売上拡大に寄与している。AIブームでの需要増加に対し、事前の資金投入で生産能力を確保してきたことが業績の背景とされる。
2026年12月期の連結業績予想は売上高1038億円、営業利益314億円、営業利益率約30%を見込む。HBM特需を取り込み続ける見通しで、生産能力を高い稼働率で回すことが焦点となる。