半導体成膜装置大手のKOKUSAI ELECTRICが生成AI向け需要を背景に業績を急回復させ、2027年3月期第1四半期の売上高と営業利益が大幅に増加した。通期見通しも上方修正した。
生成AI向けの需要が高水準で推移していることを背景に、KOKUSAI ELECTRICの2027年3月期第1四半期は売上高が754億円、前年同期比45.6%増、営業利益が159億円、前年同期比63.9%増となり、1年前の減速局面から大きく回復した。
用途別ではDRAM向け売上が前年同期比158%増、ロジック半導体や製造を受託するファウンドリー向けが82%増となる一方、NAND型フラッシュ向けは34%減となった。生成AI向けの高性能ロジック半導体やDRAMの需要が全社の成長を支えたとみられる。
同社は通期予想も大きく引き上げ、売上収益を従来の2800億円から3400億円へ、営業利益を545億円から794億円へ修正した。DRAMやロジック半導体向けの需要が今後どこまで続くかが注目点になる。
マネーポストWEBはAI・半導体関連日本企業の3年後までの利益成長率を示すランキングを公開しており、KOKUSAI ELECTRICは4位に位置づけられている。