今週は国内機関投資家の資金がAI関連株へ向かう動きが見られ、長期金利の動向を見極めつつテーマ株の物色が続く展開となる。
投資情報会社・フィスコが、株式市場の9月28日~10月2日の動きを振り返りつつ、10月5日~9日の相場見通しを解説する。今週は日経平均が前週末比で大幅上昇し、AI関連株の買いが相場を牽引した。
先週の日経平均は前週末比1945.26円高の68309.46円で取引を終えた。週初は米半導体株高を背景に買いが先行したが、過熱感への警戒もあった。後半は米国半導体株の上昇と原油高を背景にリスク資産の動きが活発化した。
AI・半導体関連株の上げを背景に、機関投資家のポートフォリオ入れ替えが進んだとみられる。米マイクロンの決算が好結果となり半導体株全体の上昇を後押ししたほか、長期金利の上昇が警戒材料として残る状況だった。
9月の東京都区部CPIが上昇を示す一方で物価の動向には依然として警戒感がある。臨時国会の召集や政府の財政拡張の議論が続く中、AI関連株の物色は一時的に過熱感が指摘されつつも、テーマ株としての注目は継続する見込みだ。ただし米中間選挙次第で規制強化の懸念が再燃する可能性もある。