ヨシムラ・フード・ホールディングスが日本罐詰を100%取得する件を発表。売却は明治が債務超過を解消したうえで実施され、2026年11月1日の株式譲渡実行を予定する。
東証プライム上場のヨシムラ・フード・ホールディングスは、北海道十勝産の原料を使う日本罐詰株式会社の株式100%を取得し子会社化する。株式譲渡実行日は2026年11月1日を予定している。
売り手は明治で、取引の特徴として売却前に明治が第三者割当増資を実施して日本罐詰の債務超過を解消する。これにより債務超過の解消後、ヨシムラ・フードHDが100%を取得する形式となる。
日本罐詰は2026年3月期売上高30.41億円、営業利益2.09億円、純利益1.32億円、純資産は△32.37億円。総資産は34.81億円で現在は黒字化しているが債務超過が残る状態だった。
財務構造の特徴として、過去の災害や損失により巨額の債務超過が生じたが、現在は黒字化しており、のれんは発生しない予定としている。買収額は非開示で、取得価格の倍率等は分からない。
ヨシムラ・フードHDは北海道を重点地域とし、農産物加工とOEMを含むサプライチェーンの強化を狙っている。今回の案件は同社の北海道戦略と事業プラットフォーム拡大に寄与する可能性がある。