ヨシムラ・フード・ホールディングスは日本罐詰の全株式を取得し、11月1日に株式取得を完了する予定と発表した。対象企業の農産物を活用した生産体制を生かし、北海道での事業基盤強化を図る。
ヨシムラ・フード・ホールディングスは、明治から日本罐詰の全株式を取得し、子会社化すると発表した。株式譲渡契約を同日付で締結し、11月1日を取得日とする予定だ。
日本罐詰は十勝産の農産物を原料とする冷凍野菜やレトルト食品の製造・販売を行い、スイートコーンやかぼちゃ、いんげん、枝豆、グリーンピース、ブロッコリーなどを取り扱う。十勝地区の契約農家と長年信頼関係を築き、安定的な原料調達体制を整えている。
取得株式数は231万1748株で、取得後の議決権所有割合は100%。取得価額は非公表で、日本罐詰の調達・加工機能をグループに組み込むことで北海道での事業基盤を強化する。併せてグループの販売網を活用し、既存製品の販路拡大や新規取引先の開拓を進める見通し。
日本罐詰の2026年3月期の売上高は30億4100万円、営業利益は2億900万円、親会社株主に帰属する当期純利益は1億3200万円だったとされ、今回の買収を通じて北海道の原料調達・加工機能の強化と国内外の販売網による事業拡大を目指す。