昨日の米株高を背景に、東京市場では複数の銘柄が決算発表や事業再編を発表し、物色動向が活発化する見込み。上方修正や自社株消却などのニュースを受けた銘柄群に注目が集まる。
米国株式市場はダウが上昇した一方、為替は円安傾向で推移した。これを受けて東京市場では主力銘柄を中心に材料観測が広がり、前向きな収益更新の発表が相次ぐことが想定されている。
古野電気は27年2月期上期の業績見込みを上方修正したほか、福山運は27年3月期の特別利益として投資有価証券売却益約80億円を計上する方針を示した。
ヨシムラフードは冷凍野菜やレトルト製品の取り扱いを強化するべく日本罐詰を子会社化、ファーマFは水産加工品や大豆加工品を販売するマリン・プロフーズを子会社化することを発表した。
JINSHDは9月の国内アイウェアショップ既存店売上が2.9%増に転じたと報告、放電精密は東証スタンダードで業績予想を上方修正した。
楽待は発行済株式数の3.7%、サツドラHDは3.21%の自社株消却を発表し、個別銘柄の需給改善期待が広がる。
一方、サカタのタネやパルHD、サーラ、中北製作所、アルファは第一四半期・上期の利益推移が鈍化する見通しで、軟調な展開が想定される。